2009 10 / 01
さよなら西武
9月30日、札幌西武閉店の日でした。
103年に渡る歴史に幕を閉じるということで、
周辺は野次馬なのか買物客なのか、時ならぬ人だかりができていました。
(でも地下街入口はこんなに閑散として)
店内で働いていたスタッフさんによると
「売場で混み具合が全く違っていました。
私は高い価格帯の売場だったので実は暇だったんですが、
向かいの店舗はすごい混んでいて・・・店員さん、休憩取れたのかな」
普段からこんなにお客さんが入っていたら、閉店しなかったのにと
お店が一つなくなるたびに、思うことです。
(一人ひとり、丁重にお見送りされて・・)
正面入口は、シャッターが降りる瞬間をとらえようと
かなりな人数の報道陣が、じっと待っていました。
(マイクもこうしてスタンバイするんですね)
閉店時間を過ぎても、中のお客さんが出てくるまで「待ち」。
人垣がさらに野次馬を呼んで、身動きが取れなくなってきました。
(小生もその野次馬の一人)
(でも隣の出入り口はこんな感じ。店員さん、整列していました)
小生が小さい頃、ここは「五番館」と呼ばれて道民に親しまれていました。
田舎に住んでいたので、「札幌って、大きなデパートがあるんだ」と
都会の代名詞のような存在だったのですが。
時代の変遷を目の当たりにした秋の夜でした。
(西武OB、O氏も寂しげでした)
「辞めた人間も店に来ていて、なんだか同窓会みたいだったよ」
道内流通業界、激変しています。
(広報F)