2018 11 / 14
~その113~ 知りたいことと、伝えたいこと
喫茶店で物思いにふけることが好きです。
ある程度の空間があって、ゆったり時間が流れる雰囲気であればなお良いです。
喫茶店によっては豆の産地や挽き方へのこだわりをメニュー表一杯に書いてある
お店もありますね。
正直な所、私はそこまで食通ではないので細かなこだわりは分かりません。
酸っぱくないのが好き、ビターが好き、ミルクも砂糖もいらない 位です。
そのため知りたいのは 深煎りで酸っぱくない という情報なのですが、メニューを
読んでも分からずに店員さんに聞くことがよくあります。
酸っぱいかどうかや私の好みかどうかはお店の判断なので気にしませんが、
選択できる中で 深煎りで酸っぱくない 情報が欲しいのに対してお店のこだわりは
私にとってはあまり価値の無い情報です。
※もちろんこだわる人にとっては最高の情報ですが・・・。
希望のメニューを注文後、砂糖とミルクについて聞かれる際に
「必要ですか?」と聞かれる場合と、「必要じゃないですよね?」と聞かれる場合があります。
後者のお店に対して私は好印象を持ちます。
「深入りで苦味のあるコーヒーを希望していて、砂糖やミルクで飲みやすくすることを
おそらくしないだろう」という店員さんの意志を感じるからです。
もちろんすべての方がそうではないと思いますが、こういった想像をもって接してくれる
人に対して、私は良い印象を持ちます。想像が正解かどうかは大きな問題ではありません。
相手に何かを伝えるときに、相手のことを考えていますか?
あなたが伝えたい情報は、相手にとって必要ですか?
「マニュアルが必ずしも正しくないな」と感じるときはそんなときです。
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