2018 11 / 30
~その124~ 主張と根拠と繋がり
相手に伝えたいけど伝わらない。
そんな時に振り返る要点の一つです。
主張したいことには根拠や理由が必要です。
主張には根拠が無ければ相手に伝わりません。
そしてその根拠が相手に理解されなければ
主張も伝わらないんですね。
声を大にして主張だけしても伝わらないのは
そういうことです。
聞き手がどこに関心があって、どこに疑問を持つのか
想像しながら伝えないといけません。
最近の事例をひとつ。
金融機関出身者が退職することについて以前と比較して
多少は理解がある様ですが
反応についてはまだまだ
・どうして辞めたの?
(金融機関を辞めるなんて、かなりの理由があるはずだ!)
ということが多いです。
ある程度の理由を話してもさらに深堀りされるケースが往々にあります。
辞めるのが特殊という解釈の下、詳細の理由が求められます。
辞めたいとい主張に基づく根拠をしっかりと羅列しなければなりません。
・マイナス金利の影響に伴う収益の低下
・AIやIOTに基づく人員削減の影響
・景気合理化に伴う業務の方向性の変化
といった理由を伝えたとして、理解を頂けるのか。
考えないといけませんね。
相手の理解の深さを考えながら伝えないと
因果が正しくても伝わらないです。
===============================
北海道への転職なら キャリアバンク
お気軽にご相談ください!
〈人材紹介事業部〉
MAIL:syoukai@career-bank.co.jp
TEL:011-251-5008
===============================