2018 12 / 07
~その129~ 事実やデータは結論ではない
最近思うことを記載しているブログですが、今回は ~その123~ で書いたこと
の延長線にあることを書きます。
結論とは知識や情報を基に導かれるもの
・・・のはずです。
最近意識していると思うのは、世の中には既存の事実やデータを示すだけで
具体的にそこから導き出される結論が無いことが沢山ある気がします。
事実や
データを
バ-ン!っと示して
そこに意見や結論が無いことが多いと言いましょうか。
事実や情報はあくまで事実や情報で、結論ではないんですね。
転職がうまくいかない(事実) = (結論) では寂しすぎるじゃないですか。
転職がうまくいかない(事実)
→自分の希望職種は経理(事実)
→簿記2級を持っていない(事実) + 簿記2級は経理に有利な資格(情報)
→簿記2級を取ろう!(結論)
のようなロジックが生まれることが前述の「考える」ということですね。
この結論が必ずしも正しいわけではないことがまた難しいところなんですが・・・。
その点、事実やデータはすこぶる正しいです。
少子高齢化で労働人口が減ることは事実であり、推移をデータ化すると明らかです。
AIやIOTの進化はめまぐるしく、代替される職業の予想もほとんど事実でしょう。
ただその状況を「結論」とするのではなく、自分はどのように行動をしていくのか
考えることが必要ですね。
正論に対して、「正しいね。で、具体的にどうするの?」
と問いかける習慣が必要かもしれません。
事実やデータはあくまでも結論の根拠です。
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