札幌市障害福祉サービス事業所 管理者向け研修(中級)を実施しました。
札幌市委託:札幌市障害福祉サービス事業所 管理者向け研修(中級1日目)
こちらの研修は初級・中級・上級と3つのコースに分け、各コース3日間オンラインで実施していきます。即実行可能なノウハウやテクニックが学べるほか、同業界ならではの悩みや課題等の共有もできるため、昨年も大変好評な研修でした。
※2時間×3日間で1セットになっている研修で今日はその1日目の様子をご紹介いたします!
【中級コース】
■対象者
・組織の中間管理職という立場の係長・課長クラス
■研修カリキュラム
・課長に求められる役割・リーダーシップ
・部下の指導とマネジメント(コーチング)
・職員のメンタルヘルスケア(ラインケア)
講師は児童発達支援事業所での勤務経験があり、
専門学校、通信制高校にて非常勤講師や児童発達支援事業所や保護者へ向けた研修講師を
している、北越講師です。
■中間管理職に必要な役割とは
中間管理職には、部下に対してリーダーシップを発揮させることと
上司に対してフォロワーシップを発揮させることの2つが求められます。
PM理論をもとに、4つのリーダーシップスタイルを学んで頂き、
自身のフォロワータイプについても考えて頂きました。
■部下の指導とマネジメント
コーチングの3つのスキルを学んで頂き、ブレイクアウトルーム機能を利用して、現場でありそうなシーンを想定して
「もし自分だったら何と言ってあげるか(3つのコーチングスキルを活用しながら)」を
グループごとに分かれて話し合っていただきました。
■職員のメンタルヘルスケア
“ストレス”は日常的に見聞きしますが、
その原因や反応とは何なのかを改めて整理していきます。
実際に現場で起きている・日々感じるストレスとは何なのか?を
皆さんに具体的にお話頂きました。
どれも皆さん共感できる内容だったようで、画面越しでもウンウンと頷いていらっしゃいました。
最後は、Z世代についても触れました。
※Z世代とはおおむね1990年代後半から2012年頃に生まれた世代(厳密な定義なし)
現在20代前半から10歳前後の人が該当
明日から現場で使っていただける具体的な手法や考え方のヒントを持ち帰っていただけたのではと思います。
受講者の皆様、お忙しい中積極的なご参加ありがとうございました。
■受講者の声
「あっという間の2時間でした。グループワークを適度に挟みつつ、ありがたい講義でした。また、講師の北越さんの話し方がとてもわかりやすかったです。」
「今後若い世代が入社してくる中で、自分達の時代とのギャップを埋めたり理解することが必要となってくる為、Z世代と言われる子たちの特徴を知ることでメンタルヘルスや、指導方法を見つけられるではないかと感じました。ありがとうございました。」