キャリアバンク人材開発プログラム

札幌市障害福祉サービス事業所管理者向け研修(初級)を実施しました。

2024年12月25日

カテゴリー:事例紹介

札幌市委託:札幌市障害福祉サービス事業所 管理者向け研修(初級)

こちらの研修は初級・中級・上級と3つのコースに分け、各コース3日間オンラインで実施していきます。即実行可能なノウハウやテクニックが学べるほか、同業界ならではの悩みや課題等の共有もできるため、昨年も大変好評な研修でした。

【初級コースの1日目をご紹介いたします!】

対象者

  • 後輩や部下を指導する立場の主任・係長クラス

研修カリキュラム

  • 主任・係長に求められる役割・リーダーシップとは
  • 職員間のコミュニケーションについて

講師は、地方自治体で福祉業務に従事していた実績もある川田講師です。
初級コースは2時間×3日間で1セットの研修となっており、本日はその1日目です!

まずは、リラックスして受講いただきたいので、
ZOOMのブレイクアウトルームを利用してお互いに自己紹介をするところからスタートしていきます。

主任・係長に求められる役割・リーダーシップとは

役割ごとのミッション確認とリーダーシップについてどう感じているか等を
講師からの講義後にチャットで意見をもらいながら進行していきます。
チャットには、「昇進させたいのに断られてしまった」などリアルな現場の声が沢山寄せられました。
その後は、ブレイクアウトルームを利用し数名のグループに分かれて、
「業務の中でこんなシーンがあったらどのように対応しますか?」というテーマ
でディスカッションをしていただきます。
皆さん“自分には思いつかなかった考え方が分かった”などの気付きが得られたとの意見がでていました。

職員間のコミュニケーションについて

前提となる3つの考え方を学び、実際の業務の中で
認識の違いを感じることがあるかどうかをチャットでヒアリングしていきます。
「質問をすると質問したことと違う答えが返ってくる」
「ホメたつもりが嫌味に受け取られることがある」
など皆さんコミュニケーションのズレを日々感じていらっしゃるようでした。
その後は、またグループに分かれてディカッションと共有を行っていただきました。

受講者の声

「始めはグループでの会話に緊張しましたが、徐々に打ち解けることが出来、今までに持つことのできなかった視点・考えを聞き、それを踏まえて講義でまとめて下さっていたので非常に有意義な研修でした。 ありがとうございます。」

「相手にわかってほしいと期待するのではなく、職種や経験も異なる中での認識の違いをなくしていきながら、助言や指示をしていく必要があるということを改めて学びました。」

「様々な事業所の方とのグループチャットがちょうどよい規模だったため発言しやすく、講師の方も話しやすい雰囲気をだされていて固くなりすぎず参加できた。この話やすい雰囲気づくりというのがどんなミーティングであっても大事であることを再認識できたため、今後の事業所間でのコミュニケーションに役立てたい。」

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