フォロワーシップとリーダーシップ、使い分けていますか?
日本人には、リーダーとは強いカリスマ性やリーダーシップを持った人という認識が根強くあり、部下(フォロワー)はそんな上司(リーダー)をサポート
(フォロー)する役という呪縛から解放されていません。
しかし、ビジネスにおける環境の変化が目まぐるしい中、あるカリスマ・リーダーの独裁的な意思決定に組織運営を任せてはおけない時代に突入しています。
組織を適切に機能させ、業績向上を目指すためには、フォロワーの主体的・自律的な判断や行動が求められています。具体的な行動例は以下の3つです。
(1)リーダーの仕事を主体的に引き受ける
現在のリーダーの多くは「プレイングマネージャー」として自身の業務を行いながら、チームメンバーに目を配りチームをマネジメントしています。
そのため、フォロワーが自分の生産性を上げ自分の担当業務と並行して、リーダーの仕事を主体的に引き受けることで、リーダーはリーダーにしかできない業務に集中することができます。
リーダーが、リーダー業務に集中できるようになると、適切なリーダーシップを発揮しやすくなり、チームの業績向上が期待できます。
(2)自分の意見を率直に伝える
リーダーの考えや意思決定に疑問や違和感を感じた場合、フォロワーは率直に疑問を投げかけます。
決して感情的ではなく論理的で建設的な批判や提言を行い、リーダーと対話の機会を持ちます。
フォロワーがリーダーに積極的に意見をぶつけることで、チームのメンバーはフォロワーへの信頼感を醸成させるとともに、
「リーダーに意見を述べる」ことに対して前向きな姿勢を持てるようになり、結果的に風通しの良い職場づくりに寄与することになります。
(3)リーダーの翻訳者になる
リーダーの指示がチームメンバーに理解されず、チームが間違った方向に進む可能性がある場合、 フォロワーはリーダーの言葉をわかりやすく翻訳しメンバーに伝えます。リーダーの考えがチームに正しく浸透することにより、 リーダーとの信頼関係は構築され、さらにはメンバーからも頼られる存在として認識されるでしょう。
部下と上司がいる中堅社員にお勧めの研修です。
「社員がリーダーシップを発揮したがらない」
「上司に対する態度や姿勢が適切ではないと感じる」
「組織の中で自分の役割を理解していないようだ」
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