「しっかりと説明しているつもりなんだけど、わかってもらえない・・・」
そんな悩みを抱えていませんか?
人は何かを発信するとき、自分自身の過去の経験を用います。それは「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」に左右されることがあります。
例えば「リンゴは赤い」というイメージを持っている場合、「リンゴを書いて」と指示すると「赤いリンゴを書くに決まっている」と思います。
しかし「リンゴは緑」というイメージを持っている人はリンゴを緑に塗るでしょう。
そうなると発信者は「指示を理解していない!」と憤り、それがミスコミュニケーションや誤解に発展します。
この場合は「リンゴは赤いのが常識だ」と思わず、「赤いリンゴを書いてください」と明確に指示する必要があります。
悪い伝達法
【発信者】・・・リンゴは赤いという思い込みがある
●指示:リンゴを書いてください
●結果:(緑のリンゴが書かれると)なぜだ!説明したはずなのに、わかっていない
【受信者】・・・リンゴは緑という思い込みがある
●受信:リンゴを書いてください
●結果:緑のリンゴを書く→「わかっていない」と叱られる→叱られる理由がわからない
正しい伝達方法
【発信者】・・・赤くて丸い、直径10センチのリンゴを書いてください
【受信者】・・・わかりました(間違いようがない)
自分の先入観や思い込み、勝手な解釈である「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」は、
周囲に悪影響を与え、良好な人間関係構築を阻害します。
アンコンシャス・バイアスに気づくためには「メタ認知」が重要となります。
メタ認知とは、自分を客観的に見る能力をいいます。
誰にでも起こりうるものだからこそ、自分自身に「思い込み」や「きめつけ」がないか、
自己認識を深めることが重要です。
アンコンシャス・バイアスを乗り越え、伝達力を身に付けたいすべてのビジネスパーソンにお勧めの研修です。
「会議などで発表してもらうけど、上手に伝達していないように感じる」
「上司への報連相、もう少し精度を上げて欲しい」
「職場の伝達力を上げてコミュニケーションを活性化したい」
そのように考えるご担当者様、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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