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中華圏で好まれる数字は?
大家好!
突然ですが、皆さまはラッキーナンバーや好みの数字はありますか?
日本では、「7」をラッキーセブンと称したり、末広がりの意より「8」が縁起の良い数字とされているため、
車のナンバーや電話番号に組み込む方も多いのではないでしょうか?
同じ様に中華圏でも好まれる数字と、そうでない数字があります。
今回は好まれる数字とその訳をご紹介します!
【六(liù】
中国語の商売繁盛を意味する「生意興隆 (shēng yi xīng long) 」の 「隆(lóng) 」 や、
給料を意味する 「祿(lù)」、物事がスムーズに 進むというイメージの「流(liú)」などと
発音が似ていることから、縁起の良い数字とされています。
また、万事大成功を意味する 「六六大順(liù liù dà shun) 」を連想させることから好まれています。
ちなみに「六六大順」 は、サイコロ遊びが由来と言 われています。
「6」はサイコロにある数字の中で一番大きい数字であり、
その「6」が出続けること は大変縁起が良いということのようです。
【七(qī)】
物事のはじまりを意味する 「起きる(qǐ)」と同じ音です 。
買物の際、1,000元の物を777元に値段交渉し成功すると、売り手も買い手も幸せな気持ちになるかもしれません。
【八(bā)】
「八」と「発(fā)」の音が似ており、 “お金が儲かる、繁盛する”という意味の「発財(fā cái)」が連想されるため、縁起が良い数字として好まれています。
数字の中でも「八」は特に人気があり、一部のホテルでは、部屋番号の最初の数字を全て「八」にしている場合もあります。他にも、車のナンバープレート、携帯電話番号、住宅の部屋番号などで、積極的に「八」の入った数字が選ばれます。実際に、北京オリンピックが2008年8月8日午後8時開幕だったことからも、「八」に対するこだわりが伝わってきます。
尚、台湾では縁起が良い悪い、どちらの意味もなく数字の「八」としての意味のみと考える方と、
中国大陸と同じように縁起が良いと考える方、どちらもいるようです。
【九(jiǔ)】
日本では「苦」を連想させることから、縁起の悪い数字とされている「九」ですが、
中国大陸では、永久に続くことを意味する「久(jiǔ)」と同じ発音のため好まれる数字の1つです。
恋人や奥さんに、永遠の愛を誓うべく999 本のバラをプレゼントする男性もいるようです。
一方台湾では、「九」は数字の0~9の中で一番大きい数字であることから、「九」がトップであり、
それより上にはいけないことを連想させる、もしくは“一番上で申し訳ない”という謙遜の意味から、
あまり好まない方もいるようです。
次回は上記とは反対に、あまり好まれない数字についてご紹介をします。
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