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中華圏で避けられる数字は?
新年あけましておめでとうございます。皆さまにとって、良い1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
新年快乐!身体健康!万事如意!
さて前回の記事では、中華圏で好まれる数字についてご紹介いたしましたが、
今回は反対にあまり好まれない数字についてご紹介いたします。
ぜひ確認のうえ、下記数字の取り扱いには注意しましょう。
【四(sì)】
「四」については、日本同様に中華圏でも忌み嫌われる数字となります。
理由も日本と同じで、「四(sì)」の発音が「死(sǐ)」と似ているため「死」を連想させるからです。
中国のビルやマンション、ホテルでは 4 階や 14 階のないところもあります。
また、あっても管理会社のフロアや設備フロアとして使われている場合があるようです。
【一三(shí sān)」】
「一三」は、欧米諸国でも不吉な数字とされているのは有名な話です。
同様に中華圏においても良い数字ではありません。
「一三」または「一三点(中国語では13時の意味)」は“バカ、マヌケ”の意味となります。
理由として、“時間(時計)は一二点(12時)までしかないのに、
一三点(13時)は、真ん中の一二時より行き過ぎている、傾いている”ということから、
その様な意味を連想させるためのようです。
【一四(shí sì)】
中国大陸では、電話番号、部屋番号、住所の番地を言う場合に、
一(yī)と七(qī)の発音が紛らわしいため、一を「yāo」と発音することがあります。
(台湾で「一」を「yāo」と発音するのは、軍隊での使用や、 119・110などの決まった電話番号のみです)
その場合、「一四」は「yāo sì」となり、「要死(yào sǐ)」と発音が同様となるため好まれません。
また上記に挙げた数字のみならず、古くから信じられている「風水」が理由で、
特定の数字に拒否反応を示す場合もあります。
風水は中華圏では生活に深く根差した学問であるため、特にこだわりを持っている方もいるようです。
このように、中国と日本では数字に対するイメージや意味合いが異なる場合があります。
ないがしろにすることなく、尊重しながらお付き合いをすることを心掛けましょう。
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