2005 05 / 30
育児休業
3●歳で第1子を出産した。会社から1年間の育児休業をもらった。 会社員人生13年間で、はじめての長期休暇である♪。 経済的には少々きついが、「育児休業給付金」だってあるじゃないか。 生まれてこのかた失業給付すら受けた事が無い。 一度くらい「国庫金」の恩恵を受けてもバチは当たらないだろう・・・。
それより何より、とにかく嬉しい♪のだ!
「穏やかな昼下がり・・子どもと過ごす自由な時間・・・すやすや横で眠る我が子・・・ああ幸せ♪」
・・・・んな、わけはなかった。
泣く→授乳、泣く→オムツ、泣く→寝る・・・の繰り返し。 1日24時間はスクランブルされ、生活に朝も昼も夜も無くなった。 一方通行の会話。乳飲み子を抱えての外出もままならない。 まったく社会から隔絶された気分である。
ストレスの矛先は「育児休業制度」に向けられた。会社には感謝している。 問題は「制度」そのものだ。
だいたい、賃金月額の40%って給付率が低すぎやしない? (失業給付でさえ60%なのに) しかもその内訳は、と言えば、
「育児休業基本給付金30%」+職場復帰後に支給される「育児休業者職場復帰給付金10%」=40%。
育児中は体力も消耗、資金も消耗である。(子どものかわいさだけが救いだ)
少子化、少子化と騒ぎ立てるわりに、この国の少子化対策の消極的な事よ。 将来の労働力人口が減少する危機的状況ではないか。 ケチな事を言わずにドカーンと給付率を上げてはくれないものか。
そんな不満を募らせつつ、今年9月懲りずに、第2子を出産する。
育児休業制度の法改正が行われたが、給付率は今年も据え置きだった。 ささやかな期待は裏切られ3●歳になってしまった。もう後が無い。 この国の将来のためだ・・・。