2005 06 / 06
先はわからず
中学時代の恩師のセリフが忘れられない。
「人間は、人間と接することでこそ成長できる」
(ガーン!!)ひそかに私はショックを受けていた。 個人的には、山里奥深くで生活したいくらいあまり人付き合いが得意なタイプではない。 なのに何の因果か今は毎日のように登録者と接し、話をしているのだから人生というのはわからないものだ。
しかし、できれば顔は見られたくない。 それは見るに堪えないから・・・ではなくたとえばバーゲン会場で、 ワゴンの赤札品を品定めしたりスーパーで半額シールがついた、 狙いの食品をゲットしたり・・・。
そんな私の”極上の楽しみ”の瞬間が登録者、あるいは企業様に、 まかり間違って目撃されたりなんかしたら・・・想像しただけで失神しそうになる。
(あっ!Pさん、先日あんなに素晴らしいこと言っていたのに)
(あっ!Pの奴、キャリアバンクの従業員って、やっぱり生活大変なんだな)
・・・まったくもって自意識過剰である。
しかし、スッピンを見られるよりも、赤札ゲットを目撃されたその瞬間が怖い。 やはり人知れず生きていたいと、時々考えてしまうのである。