2007 12 / 20
日章中学校で植松努氏の講演がありました
キャリアバンクでは、道内の中学校の「総合学習」をサポートしています。
今回、その一校である日章中学校にお邪魔して、
「夢を持って生きる」というテーマの講演を聞いてまいりました。
2年生を対象とした進路指導講演会で、体育館に集まった生徒は約140人、
講師は民間宇宙開発企業「カムイスペースワークス」の植松社長です。
最近マスコミその他でとても露出度の高い方ですが
今日も赤平から一人車を飛ばして、おなじみの作業服姿で登場です。
(飾らない少年のような笑顔がステキな方です)
ハイブリットロケットCAMUIの開発秘話を、ご自分の成長過程のエピソードを交えて
とてもわかり易くお話しくださいました。
「そんなこと、できるわけないっしょ!」(←小生のイメージでは北海道弁)
そんな周囲の言葉を跳ねのけて、見事に夢を実現させた植松社長。
地域社会に支えられた新しい宇宙開発の姿を目指して、現在も奮闘中です。
(熱心に聞き入る日章中学の生徒達)
単なるロケットマニアではありません、
独自の人生哲学・職業論をお持ちの経営者です。
次世代に伝えたいというメッセージを日々感じていらっしゃるからこそ
80分間の講義が終始情熱的なのだと実感しました。
「北海道でやってやろう!と思っています。
でも僕達は道を作るところまでしか生きられない、次は君達です。」
10代の子供達のハートに、この台詞はきっと響いたことでしょう。
DNAを本気で継承する”気迫の人”に出会えた、
貴重な冬の一日でした。
カムイスペースワークスのHPはこちら↓
http://www.camuispaceworks.com/
(広報F)