2008 04 / 19
ブックシェアリングをご存知ですか?
皆さん、読み終わった本って、どうしてますか?
古本屋さんに出したら二束三文で、苦い経験をされた方も
世の中には沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
一冊一冊に、著者の思いが込められているかと思うと、
本の価値って他の中古品とは、少し異なりますよね。
売るのが目的ではなく、次に喜んで読んでくださる人に差し上げたい。
そんな願いを実現させてくれるシステム「ブックシェアリング」が、
この春札幌に誕生しました。
企画立案および代表者は、この方
札幌グラフコミュニケーションズの荒井宏明社長。
(本に賭ける情熱は無限大でした)
ひょんなきっかけで、キャリアバンクにもお越しいただきました。
「札幌人」という地元紙を年4回発行していらっしゃいます。(しかもほとんどお一人で。)
でも本業のほかに、このブックシェアリングというボランティア運動も立ち上げ
エネルギッシュに活動されてらっしゃいます。
「寝不足でたまに倒れますが、大丈夫です」(ほ、本当ですか?)
(H嬢「私もかなり寝不足ですが、パワー全開です」)
一般家庭や企業・団体から不要になった図書の提供を募り、
クリーニングや補修、選別を経て、小規模公共施設に無償提供していきます。
どの書籍を、どの施設に提供するか
この”目利き”の作業は、知識と経験が必要になるそうです。
荒井さんは、それができる「ブックコーディネーター」も、
今後はどんどん育成させていきたいと意欲的です。
本はとても重いので、男性の応募も大歓迎とのこと。
(写真は本文とは関係ありませんが)
読書好きな方は、是非サイトにアクセスしてみてくださいね。
北海道ブックシェアリングのHPはこちら
(広報F)