2008 05 / 13
忘れたものがありました
ある日、受付H嬢が小生に向かってポツリと言うのです。
「Fさん・・・私が忘れたものがありました・・・・」
「な、なんですか?」
(アンニュイな午後の受付風景)
今日はこの春大学を卒業したばかりの新入社員が、
某企業データ入力スタッフの、集合登録会の手伝いをしていました。
どうやらH嬢、彼らの初々しい仕事ぶりに
自分が失くした何かを見てショックを受けたようなのです。
(ま、普段はこんななんですけどね)
「なんていうか、キラキラ輝いていて・・・
とてもまぶしくて私、近寄れませんでした」
と、遠い目をするH嬢。
うぅむ、新卒社員が周囲に与える影響力は、意外と大きいものです。
(彼女も今や、受付キャリア組です)
ついでに彼女が入社した当時を思い起こしてもらいました。
「そういえば私、面接の時、M部長が面接官だったんです。
そしたら最初に言われた言葉が
”Hさん、今日誕生日なんだね、おめでとう”
だったんです!」
(さすがM部長、最高の口説き文句!)
ううむ、受付の歴史を動かす一言ですな。
ちなみに彼女は面接当日チラ見した、小生の服装まで覚えていました。
初心は忘れても、その類の記憶は鮮明に残るものですね。
世の面接官の皆様、くれぐれもお気をつけ下さい。
(広報F)