2009 02 / 12
雪まつりのあと
「第60回さっぽろ雪まつり」も昨日で終了しました。
今朝からはじまった雪像の取り壊し風景は、全国ニュースでも取り上げられていました。
最近では”これ目当て”のツアーも人気のようです。
何でも作るのは時間がかかりますが、壊すのはあっという間ですね。
(こんな超大作も・・・「もったいない」からこそ付加価値が高まるのか)
かつて雪まつりといえば、自衛隊の真骨頂でしたが、
昨今は事情も変わり、雪像造りはボランティアの手に移っています。
それでもやはり自衛隊の存在は大きいようで、広報活動にも余念がありません。
(雪のレンガづくりコーナーはちびっ子に人気)
長年雪まつり会場で築いたノウハウと、地元からの信頼。
会場では彼らの存在感が、ひときわ大きく感じられました。
(ビデオ上映なども積極的に行っていました)
会場では様々なブースが、趣向を凝らした演出をしていました。
キャリアバンクのスタッフも頑張っていましたが、
人間の呼び込み以外にも、強力なライバルが・・・。
(「着ぐるみには勝てない」と思いました)
(まさかミスドまでキャラクターで来るとは・・・スタイル良すぎです)
さらに今回目に付いたのは、飲食店の豊富さです。
けして安くはありませんが、道内のみならず世界のグルメを満喫できる出店がいっぱい。
炭火焼きの美味しそうな匂いに、思わずクラクラしました。
(来年こそ、絶対会場で飲む!と固く誓いました)
さて、雪まつりの帰りに某ホテルに寄ったのですが
そこでは大学3年生を対象にした就職セミナーが開かれていました。
黒のスーツ姿の学生たちが、固い表情でホールから出てきたところに遭遇。
(すぐそばの雪まつりとは、別世界の緊張感がありました)
1年前、新卒採用がこれほど厳しくなるとは、誰が予想できたでしょう。
雇用はいつも、時代の波に翻弄され続けています。
来年の今頃、彼らが笑顔で雪像を見上げる日が来てほしいと思いました。
(広報F)