2009 02 / 19
どさんこワイド取材風景(その3)
どさんこシリーズ、最後は取材のこぼれ話を。
今回の取材には、STVの記者、カメラ、音声と
合計3人のスタッフが、常にチームとなって動いていました。
実際には7分程度の放送番組に
数十倍近い、膨大な取材時間を費やしているのですね。
マスコミ業界は華やかに見えて実は大変、という噂はよく聞きますが、
今回の取材でそれを目の当たりにしました。
プライベートの時間を確保するのは難しそうな仕事です。
(明るいムードづくりも巧みにこなすK記者)
もちろん、記者はこの取材以外の案件も同時並行で進んでいるワケで、
そうすると24時間はほぼ仕事モード・・・。
①体力②気力③好奇心
まずこの三つが揃っていないと、勤まらない仕事かもしれません。
(女性が担ぐこのカメラの重さは約7キロ)
あえて女性カメラマンが選ばれたのは
「女性が多い取材なので、少しでも緊張をほぐすために」
という理由からだそうです。
実際その狙い通り、とても柔らかい雰囲気の現場になりました。
(場が和めば、自然と踏み込む場所も増えてきます)
取材相手に質問するばかりでなく、
状況を見ながら自分の事もおおいに話すK記者。
すると相手も警戒心を解いて、次第に饒舌になってくるから不思議です。
このあたりの極意はカウンセリングにも通じるような気がします。
(スタッフさんとすっかり打ち解けているランチタイム)
それ以来、普段テレビを見ていても、
その裏側にある光景を想像するようになりました。
私達がメディアで得る情報は、ごく一部に過ぎないのだと実感する出来事でした。
(広報F)