2009 06 / 12
お父さんは心配性
某日夜、コールセンター事業部のT氏がソワソワしていました。
「明日、娘の運動会なんです。絶対早く帰ります!」
最近の運動会は、飲酒や焼肉禁止のようです。
親族の一大イベントに、この禁止令は残念でもあり、教育の現場としては当然でもあり。
道民は何かパーッとやるとなると、花見でも何でもジンギスカン(or焼肉)という風習がありまして・・・。
(親が参加できる演目が無いことにガッカリのT氏)
とにかく娘が可愛くて仕方がない様子。
「今からすごい心配ですよ、俺みたいなのと結婚したらどうしようかと・・・」
ううむ、こうして男の歴史は繰り返されていくのでしょうか。
変わって某日、休日出勤していたT氏が、オフィスに娘さんを連れて来ました。
小生が親子ツーショットのポーズを求めたところ
(大サービス!というより、そこまで溺愛してるのか・・としみじみ)
近くでこの様子を傍観していた職訓校のT女史がポツリと、
「ウチもそうですよ。娘が『○○君と仲が良いんだ』と夫にちょっと話しただけで
『どれどれ(焦!)』と真剣に学級写真で相手男子の顔を確認するんです」
ちなみにお嬢さんは小学2年生。
(「なんだかなぁ・・・」と呆れ気味です)
まだ娘を嫁がせる予備軍のパパたちを見ていたら、
今年の初めに取材したT次長を思い出しました。
最愛の一人娘が、とうとう本州にお嫁に行ってしまったのです。
(がっくりと肩を落とす後姿にも哀愁が・・・)
T次長のパソコンには、結納時の画像がたくさん納められていました。
もちろん、小生も一通りご説明をいただきました。
(お相手も長男だそうで・・・T次長の悲しみたるや相当なものでした)
「俺、もう生きがいが無くなったよ」
と、当時はすっかり生気をなくしていましたが、
それから半年、だいぶ元気になったようです。
(正統派の結納セット。娘の父親はあまり見たくない光景かも)
予備軍のパパ達が、娘をお嫁に出す姿を想像するだけで、
こっちが心配になってしまいます。
そういえばもうすぐ父の日ですね。
(広報F)