2009 08 / 21
赤平企業見学ツアーレポート(2)
赤平のモノづくり企業を中学生と見に行くツアー、
いよいよ道産ロケットでおなじみの植松電機さんでのモデルロケット製作体験です。
たくさんの社員さんたちが、優しく説明してくれますが・・・
なんと、説明書はすべて英語!
(でも子供たちはどんどん先の工程へ進んでいきます、若い脳って素晴らしい)
(負けじと担当O氏も、仕事を忘れて製作に挑んでおります)
さあロケットが完成したようです、では屋外に出てみましょうか。
ロケットに注目が集まりがちな植松電機さん、実は本業は違うんですよ。
「バッテリー式マグネットのパイオニア
電磁石の働きとパワーを体験。
(「空き缶をつける」体験が大ウケ。普段の活躍の場は建設現場です)
次は名物、カムイロケットのエンジン燃焼実験です。
爆音と炎の迫力に歓声とどよめきが・・・。
(民家も付近にありますので、安全性の高い本物の燃料を使用します)
(テキパキと準備する社員の皆さん)
(爆音と炎の迫力に、思わず歓声とどよめきが起きます)
こちらはJAXAや東大も実験に訪れるという、無(低)重力実験塔。
これで500㎏のカプセルを落下させると、
約3秒間の無重力状態が得られるのだそうです。
(カプセルを下で受け止めているのは「空気」です)
ここにある施設や設備は、全て手造りというのにはびっくり。
「できるわけない」事に果敢に挑戦する情熱が、まさに形になっているんですね。
さあ、最後に自分達が手造りしたロケットを打ち上げましょう!
(無事全員のロケットが打ち上げに成功しました)
そんなこんなで一日のツアースケジュールはあっという間に終了。
皆さんそれぞれ、心に残るものがあったようですね。
理科や数学を学ぶことが、こうして技術や生活に生きているということを、
間近で体験していただけたと思います。
(O氏が作った「キャリアバンク号」も無事打ち上げ成功です)
「どちらの企業も自分の仕事に誇りを持ち、楽しんでいるように思いました。」
「当たり前のことなのでしょうが、それぞれのパートで皆さん妥協を許さず、
ひとつひとつ丁寧に誇りを持って作業されていると感じました。
熟練の技が形となって残せる仕事は素晴らしいと思いました。」
(参加者のアンケートから抜粋)
”モノづくり赤平”の底力、きっと皆さんの心に何かを残したことでしょう。
(広報F)