2010 05 / 19
拝啓 ドラッカー先生
「マネジメントの父」とも呼ばれる、経営学の第一人者ピーター・ドラッカー。
死してなお、ますますその人気は日本で高まっていますが、
更にブームに火をつけたのが、この女性。
(最近書店で、よくこの”萌系”の女子高生を目にしますよね)
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」というタイトルの
漫画ではなく小説の主人公です。
表紙と中身のギャップが消費者マインドをつかんで
今までマネジメント本など読まなかった層まで取り込んでしまいました。
日本びいきだったドラッカー先生、草葉の陰から微笑んでおられるでしょう。
さて、そんなある日、弊社S氏がこの本を小生に突然手渡しました。
「私、もう読んだので、キャリアステーションに寄贈します」
「えっ!?まだ新品じゃん、いいの?今なら古本屋で高く売れるよ」
「いえ、ぜひ皆さんに読んでいただきたいなと」
(「この本を古本屋なんぞには売り飛ばせません」BY:木枯し紋次郎)
ほっほぅ・・・・なかなか粋な計らいですな。
気前の良さに、小生ちょっとS氏を見直しました。
(というわけで、さっそく来場者用に設置しました)
そして翌々日、けたたましく小生の部署の電話が鳴りました。
S氏「Fさん!この間渡した本なんですがーっ!」
小生「どっ、どうしたーっ!」(事件のニオイ)
S氏「ガスの請求書が挟まっていると思うんですー!」
小生「な、なに~っ!?」
あわててキャリアステーションの本棚まで走りました。
(あったーーっ!!)
無事、S氏のアパートはガスを止められずに済みました。
ドラッカー先生、マネジメントへの道のりはちょっぴり遠そうです。
(広報F)