2010 09 / 22
声は人格をあらわします
某日、グループの幹部研修が開かれました。
テーマは「ビジネスシーンで役に立つ声の力」。
講師は北海道放送㈱社長室勤務の萬崎由美子さんです。
萬崎さんといえば、アナウンサーとして有名なお方。
いつもは座学の研修が、今回はアグレッシブな研修となりました。
(壮観な光景。けして怪しい団体ではありません)
「身体を動かして頂くので、みなさん動きやすい服装で参加してください。
女性の方も、できればパンツスタイルの方がよろしいかと思います。
顔全体が映る手鏡をご用意頂けますでしょうか?」
と、事前にアナウンスがありました、いったいどんな研修になるのかドキドキ。
(真剣に指導を受ける佐藤社長)
社長、HBCラジオにも常連で出演していますから、自分の声が気になるのでしょうか。
(率先して動きます、ちょっとカワイイ・・♪)
萬崎講師曰く
「ヴォイストレーニングというのは、声を作ることです。
50歳を超えたら、声を作り直さなくてはいけません。」
はは~っ!!
人間は楽な方に流れますので、放っておくと、
声は年齢とともに劣化し、嗄れたり、響きがなくなってしまうそうです、フムフム。
(喉ボトケを見ろと言われれば素直に覗き込みます)
萬崎さんは90分間ノンストップで、ドシロウトの私達に徹底指導してくださいました。
何より、良い声を出すにはカラダが資本だと痛感。
(あいたたたた・・・)
姿勢、腹式呼吸、アクセントなど、注意することは盛りだくさん。
(カ・・・カタイ!)
まだまだ必要なエッセンスが”てんこ盛り”の状態で、時間がいっぱいになりました。
美声の奥義を知りたい方は「こちらの講座を受けてね」とのこと。
なかなか体育会系の研修で、ちょっと汗をかいたほど・・・。
(萬崎さん、最後の名刺交換はきちんと着替えて来られました)
内外問わず、後進の指導に真剣に取り組まれるお姿に感動。
マスコミは一見華やかな世界に見えますが、
裏では皆さん、声や言葉を実に真剣に、そして真摯に扱っておられます。
局アナのグレードはこうして代々守られてきたのですね。
(けして罰として立たされているわけではありません)
「まっすぐ立つ」ということを、自分で壁に背中をつけることで
改めて確認できるという姿勢、立ち姿のトレーニング。
一つ一つの動作、に深い意味があるようです。
声の世界の奥深さに、なるほど納得!の研修でした。
(広報F)