2014 09 / 03
愛犬との日々そして・・・
みなさん、パピーウォーカーってご存知ですか?
盲導犬候補の仔犬を生後50日から約1年間、
家族の一員として自宅で飼育するボランティアです。
その活動をしている社員が業務課の番長ことI女史。
昨年、「子供と母親+旦那の世話のうえに犬なんて!」
という彼女の必死の抵抗もむなしく、家族の強い要望により・・・
(一匹の愛らしい子犬がI家にやってきました)
(タルボと名づけられた黒いラブラドール)
I家の一員として、すくすくと成長していきます。
家具や持ち物が噛まれたり裂かれたり、
タルボの元気に家の中はてんやわんや。
(でも子供たちは大喜びです)
唯一の難点は「写真うつりが悪いこと」
(雪を背景にしてみましたが効果なし)
「一緒に寝る!」ときかない息子は
(とうとう檻に入りました)
季節は秋、冬、春を迎え・・・
(こんなに立派に成長しました)
(写真写りは相変わらずですけど)
タルボ号の委託終了式は今月末、
一緒に過ごせる時間も、残りわずかとなりました。
そんな中の盲導犬に関する悲しいニュース、
I女史はどんな思いで見ているのかを聞いてみました。
↓(以下、本人のコメントです)
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ホントに胸が痛みます。
子育てしてて思うのは、どうも我々の幼少期に比べ
世の中全体の生身の子どもに向ける目が不寛容になったと感じます。
公共の場での子連れ行動は
本当にビクビク緊張した覚えがあります。
他人はもとより親からの虐待、ネグレクトなどなど、
社会的弱者が犠牲になる世の中です。
動物虐待もその延長線上にあるのだろうと思います。
中学生の娘には
世の中は残念ながら「善」ばかりではないこと。
「悪」や「愚行」もあることを伝え、
正しい選択が何であるかをよく考えよ。と伝えました。
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障がいのある方のみならず
犬との優しい時間に癒される健常者も大勢います。
悲しいニュースにくじけることなく
これからも多くの盲導犬に活躍してもらいたいと切に願います。
北海道盲導犬協会のサイトはこちら
(広報F)