2015 09 / 12
釧路の風
釧路公立大生のサテライトでもあるキャリアステーション。
春にスタートした就活も、ほぼ落ち着いた印象を受けます。
某日、来場した学生さんたちに撮影OKをいただきました。
(全員仲良しのメンバーのようです)
ほぼ毎週来場しているうちに
当社の受付嬢とも顔見知りになります。
「内定もらいました!」と笑顔で報告に来てくれると
本当に良かった!と我が子のように嬉しくなります。
(ただ、もうお別れかと思うと一抹の寂しさが)
でも、まだ未内定だったり揺れている学生さんもお見受けします。
周りが次々決まっていくと、焦ったり自信を無くしそうですが
人生はどう転ぶかわかりませんよ。
この忍耐の時間が、辛くもあり財産でもあるはずです。
(公立大生は、主に奥のスペースを利用しています)
釧路公大担当のM岡氏に、所感を聞きました。
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今期の釧公大の就職支援業務は、3月から本格的な就職活動期に入り、
セミナーやカウンセリングによる支援を続け、
内定獲得と卒業後の目標設定に力を入れてきました。
3月のセミナーでは、活動全般の流れ、応募書類の書き方、過去の内定獲得者の傾向、
行動目標の立て方、新聞活用術等のポイントを把握してもらいました。
当然ながら意識の高い方ばかりが集まり、セミナー全体が活気に満ち溢れていました。
その後、全体的なサポートから現在の個別カウンセリングを重視するサポートに
移行しています。
来場学生の皆さんを見て思うことは、ここ数年で活動方法も大きく変化していることです。
具体的には、カウンセラーと簡単なコミュニケーションを毎日図りながら情報をしっかり得る人、
他者やカウンセラーとの交流は避け自己流で結果を残そうとする人、
同じゼミやサークルに所属し仲良く来場する人、
明らかにスイーツな関係?でとっても楽しそうな人、
疲れきってテーブルに伏している人、
スマホを武器に活動している人等など様々です。
そんな中、"enjoy就活"を掲げ活動を楽しんでいるAさんがいました。
話を聞いてみると、就職活動が楽しくて仕方がないとのこと。
一瞬「?」と思いましたが、真顔で答える本人の表情を見ると
本当にそうなのだと確信しました。
「自信を持って4年間過ごしてきたので、何を聞かれても堂々と答えられる」そうです。
また、「受験時から設定していた目標も全てクリアして来た」とのこと。なるほど...
「採用試験では、今までやってきた活動を素直に伝えます...
相手にイメージしてもらえれば大丈夫です」ということでした。
きっとAさんは、自己流の就職活動で結果を残せるはず。
私達カウンセラーを頼ることは無いだろうと考えていました。
しかし、本人の思いは違いました。
希望企業で仕事がしたいので、「疑問点があれば必ず相談します」とのこと。
大人を避ける学生も多い中、Aさんは何かあれば大人を信用し耳を傾けることができる人でした。
実はこれもAさんの強みです。
今まで同様、この就職活動でもAさんは目標をしっかり達成しました。
我が子もAさんのように育ってほしいとの思いがありますが、
自分の子供の カウンセリングは上手く行きません。
何年たっても力不足を感じます!
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新卒でも中途でも、「採用されればゴール」ではありません。
結果は10年、20年後に現れてきます。
未来は誰にもわからない、だからこそ私たちは、
一人一人の「これから」を見届け応援していきます。
(広報F)