2019 08 / 30
旭川レポート(第三話)
昨夜の予想通り、旭川出張2日目は爽やかな青空が広がりました。
晴れてよかったニャ~♪
仕事の前に、早起きをして旭川の買物公園を散策したいと思っていたんです。
街頭には「プロ野球旭川開催」のタペストリーが
やっぱり”日ハム地元開催”を、道内各都市の市民は心待ちにしているのですね。
最近は試合のシーズンよく雨が降るので、球場関係者は毎年気を揉んでいることでしょうね・・・
1キロくらい歩くと、突き当りにはインパクトのあるオブジェがお目見えしました。
ぐわしっ!!
なにか歴史を感じるロータリーを通り過ぎ・・・(前方のビルは旭川商工会議所)
一番見たかった場所に到達しました!
それはこちら!
旭川のシンボルのひとつとして、市民に愛されている旭橋です。
重厚かつ優雅でちょっとレトロなフォルムの橋、やっぱり直に見ると迫力があって最高です!
旭川シンボルキャラクター、「あさっぴー」のベルトにも表現されているんですよ↓ この出張でやっと気がつきました。
それにしても雨上がりの空は高くて気持ちがいいですね。
さえぎるものが無く、じりじりと強烈な日差しが照りつけます。あぢぃ・・・・(汗)
早朝だからなのか、普段からなのか、滅多に観光客にはすれ違いません。たまに住民が散歩しているくらい。
旭橋を見物に来る人なんて、あんまり居ないのかもしれません。川の町、橋の町である旭川、たしかに地味ではあります・・・
函館のビックリするような観光客の数とは対照的です。
ここ旭橋のすぐそばに、「日本の都市公園100選」にも選ばれた旭川最古の公園があります。
常盤公園、ここも見てみたかったんですよね~
大きな池と樹林帯、水に浮かぶ蓮の花と、その間を泳ぐ鴨たち・・・ 一服の清涼剤とはこのことでしょうか。
旭川は都会と雄大な自然が共存していて、ストレスを感じない町ですね。
時々、旭川の人は保守的だと声も耳にしますが、良い意味で「現状に満足している」からではないかと思いました。
さあ、木陰が気持ちよい「7条緑道」を通って、駅前のホテルに戻りましょう。
さ・・・さすがに早朝散歩4キロは歩き疲れました。しかしまだこれからが本番、疲れている場合ではありません!
今日のミッションはこちら!
キャリアバンク旭川支店訪問であります。
右側の大きなビルでーす。
旭川市一条通9丁目50番地3
旭川緑橋通第一生命ビルにテナントとして入居しております。
ちなみにビル入口の目印は、1F薬局のサトちゃん人形かな。
ビルのロビーには、シュッとしたオブジェが・・・お金かかってますね・・・
3階でエレベーターを降りたら・・・・
そのまま前進していって・・・
なにやら貼紙があります。え~っと、なになに・・・?
ノック
↓
入室
↓
ベル
日ごろ無意識にやっている行動も、こうして改まって書かれると、一瞬わけがわからなくなります。
この手順を間違えると、叱られちゃったりするのかな~
など、どうでもいい妄想が膨らみつつ、「こんにちはー!」とマニュアルに無い行動を加えてみました。
奥からダッシュで飛び出してきたN社員。
「お待ちしておりましたー!(笑)」
「いらっしゃい!」と、T支店長も出迎えてくれました。
こんな感じなんです旭川支店、あいにく営業A君は出ちゃったけど、どうぞどうぞ~
社内は綺麗に整頓されていましたが、小生が唯一気になったのが、片隅に置かれていたこちら。
むむっ・・・・
支店長「あ、バレちゃいました?実はこれに水を汲んで、コーヒー落とすときに使ったりしてるんです」
水汲み場は、近くの酒造メーカーにあってもちろん無料。どんな高級なミネラルウォーターもかなわない・・・最高の贅沢じゃないですか??
さすが川の町旭川。大雪山が育む豊かな天然水は、市民に恵みをもたらしています。
旭川は年々シャッター街が増えて、人口も減っているとのこと。
小生の目には、どの地方都市よりも経済の骨格がしっかりしているように映ったのですが・・、やはりぱっと見だけではわからない事実があるのでしょう。ううむ、ここに住んでもいいかも、ってちらりと思った自分はまだまだ甘かった。
頭を丸めた営業マンM、しっかりものN女子社員、程よい和気あいあいさと真面目さのあるキャリアバンク旭川支店、頼もしさを感じました。
旭川の人材確保は、私たちにおまかせください!
というフレーズがビシッと決まる一枚が撮れました。みんなありがとう!
午後からの仕事に向けて、今日もクリスタル橋を渡りました。
現場近くの「道の駅」でランチタイム。
メタルあさっぴ~が、夏の装いで佇んでおりました。
旭川はどこを見ても、この「あさっぴ~」を皆がチラシや看板に取り入れていました。
ここまでキャラクターが”一枚岩”な所は珍しい気がします。
この「北海道第二の都市」が持つ”控えめな自信””ゆるぎない頑固さ”は、意外とあなどれないし、逆にすごく素敵だな
と、小生は新鮮な驚きをもって帰ってまいりました。
(広報F)