2021年2月アーカイブ
2021 02 / 25
今日の午後、久しぶりに取材に出かけました。
「あ、もうこんな季節なんだ!」
↓ 1階、紀伊國屋書店さんの入口に「教科書販売」の大看板が立つと、春の訪れを感じます。
冬の平日は、寒いので(&コロナで)イベントが少ないインナーガーデンですが、何かパネル展をやっていたのでのぞいてみました。
「こんにちは~!突然ですがうちの会社のブログに掲載してもいいですか?」
「えっ!嬉しいです!ありがとうございます!ちなみにどんなブログですか?上司にも伝えます」
「いや、そんな立派なアレではないのですが・・(しどろもどろ)」
現場で即、快諾してくださったのは、北海道庁(総合政策部国際課)さんでした。
2/25(木)、26(金)の2日間、タイ王国チェンマイ県と北海道の友好提携を記念した「チェンマイDAY」パネル展を開いてるそうです。
いいな~、微笑みの国、タイ♬
コロナが収まったら、行ってみたい国の一つですよ。
おっ、コンサドーレのチャナティップ選手のコーナーも・・
そうか、タイ出身だもんね!
メッセージ動画やサイン色紙、コンサの2021年日程表も置いてありました。
今週土曜日は札幌ドーム開幕戦ですよ!
ちなみにタイ以外も、このようにたくさんの国、地域と結びついているんですね。北海道も国際交流がんばってます!来月もチカホでPRイベントがあるそうです。
衝撃だったのは、道庁地下1階の食堂でこの2日間、タイ料理が食べられるということ。えーっ!?
明日はタイ風グリーンカレー(460円)じゃないっすか!
「やだー、おいしそ~!食べたい~!」(周辺女子の声)
あ、ところで今日の取材の目的、実はタイじゃないんですよ。
チカホ チカホ~
まだ札幌の外気温は氷点下なのと、歩きやすいので地下や屋内を歩く人は多いです。
にしても、人通りは格段に先月より増えています!
特に学生さんが多い気がします。
もう卒業?春休み?
コロナで1年近く暗いムードだったから、賑やかさに何だか嬉しくなりますね。
はやくワクチン接種が進むといいな。
そんな通行人の流れの合間に、ターゲットが見えてきました。
おっ
やってるやってる!
「再チャレンジ支援!合同特別相談会」(就職氷河期世代対象)
コロナの状況も見ながら、密を避けて短時間(3時間)での無料相談会を開いていました。
北海道労働局の委託で、さまざまな相談窓口が一堂に会しました。(就職氷河期世代である概ね35歳~55歳未満を対象)
【不安定な仕事に就いている方】
・ハローワーク(就職氷河期世代サポートコーナー)
【無業の状態にある方】
【社会参加に向けた支援を必要とする方】
・札幌市生活就労支援センター(愛称:ステップ)
普段はバラバラの場所にある機関が、こうしてコンパクトにまとまることは利用者にとっても便利なことだと感じます。知らない施設もありますしね。自分に一番合ったものと出会えたら、今年は何かが変わるかもしれません。
スタッフ「Fさん、遅いよ~!さっきまで人があふれて並んでいたのに」
はい、この閑散としたムードしかお伝え出来ないのが残念です・・
でも多数の求職者を写すのも気が引けますし、画像に「ボカシ」が必要だったと思うので、やはりこれで良かったのでしょう。
帰ったらテレビのニュースで見よう(←完全に他力本願)
取材してくださったテレビ局のみなさま、ありがとうございます。
まだまだ寒さは続きますが、もうすぐ3月!春はもうすぐ。
太陽の光もチカホに眩しく差し込んでいました。
なんとなく、コロナの出口が見えた気がした午後でした。
(広報F)
2021 02 / 19
某日、出張で苫小牧に行ってきました。
「苫小牧と言えば、製紙工場」・・・って、子供の頃習ったなぁ・・と思い出しました。
この煙突が、街のどこに居ても見える、まさに地元のアイコン的存在ですね。
方向音痴の身にとっては、非常にありがたい!
あいにくこの日は全道的に”大荒れ”の天候、ニュースにも取り上げられていました。
北海道はこと、冬に関しては悪天候でJRや飛行機が「欠航」「運休」、高速道路は「通行止め」になることが多いので、移動の際には注意しなければなりません。
ギリギリのスケジュールはたいへん危険です!
小生も、前日は函館で仕事だったのですが、大事を取って前夜のうちに苫小牧に移動して大正解でした。
当日だったら、「JR運休」で大ピンチに陥っていたことでしょう。ぞぞぞ~~(震)
王子製紙の煙突からたなびく煙は、その日の風向きや強さも伝えてくれるようです。
昼に近づくほどに、吹雪になってきて煙が横になり・・・最後は空と煙が白一色で見分けがつかなくなりました。
ちなみにこちらはJR苫小牧駅。
駅にいるのは出張のビジネスパーソンか、通学の学生たちが主流。
地元の人は、かなり高確率で「車移動」が中心だそうです。地方都市は広いからな~。
にしても、国道の太さとトラックの多さ、他の地方都市とは違った”力強さ”を感じました。
さすが「工業のまち」苫小牧。
「自動車関係の企業が多く稼働しているので、コロナの影響はありつつも、お金は比較的ある街だと思います(地元民談)」
かと思えば、苫小牧エリアは化石の宝庫でもあります。
いきなりパオ~ン!
マンモスが北海道に生息していたなんて、ちょっと想像できないですよね。
しかも1万年以上前の氷河期って・・・・
東日本大震災が10年前、その余震がつい先日来て再びビビったばかりです。
地球は活動している、そして10年、100年のスパンじゃないところで、もっと大きな変動が続いていることは実感できます。
日常生活から少し目を離して、自分の物差しの「目盛り」を変えてみると、大きな発見があるものですね。
さて、では現実に目盛りをもどしましょう。
苫小牧には、キャリアバンクが受託運営している「若者サポートステーション」があります。
王子不動産第二ビル、ううむ・・・やはりこの土地は「王子」グループが強いな~
あ、このビルだ。
大きすぎて入口を間違えました。
どうやら商業施設と一体化しているようです。
以前も来たんだけど、同行者にお任せで全然覚えていない自分。
こちらがショッピング系の模様↓
とまチョップのマスクがかわいい。
小生の仕事中、窓の外は大変な暴風雪で恐ろしい轟音が響いていましたが、
帰るころには、煙突の煙も穏やかに流れていました。
最近のJRって、電源もついているんですか!?(田舎者)初めて見ました~!
めっちゃ行き届いているじゃありませんか。
苫小牧から札幌までの帰り道、短い旅ではありますが快適に過ごせました。
と、締めくくりたかったのですが、18時頃に発生した白石駅構内の人身事故による影響で、”札幌行きの全線運行停止”のアナウンスが。
小生の乗った車両は北広島駅で、完全に止まったままとなりました。こんな体験は人生初です。
(ええ~っ!?こ、ここで降ろされるのか???家に帰れるのはいつ?)
JR乗務員さんが緊迫した表情で、一車両ずつ状況を説明、お詫びをして回っています。
「私の経験上、ここで降りたとしてもアクセスが悪く、バスの本数も少ないです。おそらく車内でお待ちいただく時間は、1時間半くらいではないかと・・・(汗)」
「ただいまからドアを開けます」
「空気の入れ替えを行います」
本当に申し訳なさそうに、一生懸命状況説明をしてくださる乗務員さんたちに、頭が下がりました。
JR北海道は、ただでさえ赤字だったり故障が多かったり、そのうえコロナ対策で、現場の皆さんは日頃からストレスたまるでしょうね。「そんなに恐縮しなくても、こっちは大丈夫ですよ!」と励ましたいくらいでした。
乗客はあきらめているのか、慣れているのか、騒ぐ人や不満を口にする人は見受けられません。
ただひたすらに黙って復旧を待っています、整然と。
日本人は本当に静かで和を乱さない民族だなぁと感じます。暇つぶしできるスマホの影響も大きいでしょうね。
結局、運行再開まで2時間。
正真正銘、たっぷりと苫小牧の出張を味わいました。
(広報F)