2021 11 / 19
「ものづくり」を体感!
前回のブログでおつたえした「企業見学バスツアー」の、いよいよ本編です。
貸切バスで、ポリテクセンター北海道に到着した氷河期世代ツアー一行。
↓ この資料を手に、担当Oさんのナビゲートのもと、館内の見学が始まりました。
ポリテクセンターは、おもに製造、設備分野の職業訓練を平日9:00~15:10実施しています。
いろいろなコースがあるので、「自分がどの分野に進みたいのか」「興味があるのか」を事前に見つけておくことがなによりも大事。
だからこそ、こういった施設見学で実際に確かめる機会は、貴重なんですね。
いやぁ・・・それにしても広くて立派な設備で驚きました。
約半年間通うわけですから、”快適な学び舎”って、はずせない条件です。
「住環境計画科」を激写するT畑氏
ここでは住環境の知識や施工方法、パースや3D、CADなどを用いたプレゼン技法も取得するコース。
生徒さんの作品、かなり精巧に作りこまれていますよ。
お次は「自動化システム技術科」
生産ラインなどの自動化された装置の制御回路について、プログラミングや保守などに関するスキルを取得します。
ううむ・・・文系にとっては頭が痛くなりそう。
でも、「第二種電気工事士」の資格やCADのスキルは、就職でも評価の一つとなることは間違いありません。
こちらでは、たくさんの生徒さんが実際に授業中でした。
モニターに映されたプログラムを、自分で入力・写していく作業のようです。
開放感のある施設なので、集中しつつもどこかリラックスできる雰囲気が良いですね。
生徒さんたちも、適度に息抜きをしながら真剣に作業していました。
まだまだ行きますよー
次は最近申し込みが多い「ものづくりプログラム科」
受講生さんが映り込むので、ちょっと撮影はできなかったけど、皆さんプログラミングに集中していました。
さらに興味深かったのは、「CADものづくりサポート科」には”女性専用”のコースが用意されていた事。
男性比率が高くて、怖気づいてしまいそうな女子にも優しい配慮が、時代を感じさせます。
そして、こちらは「電気設備技術科」
おお~っ・・・
まさに配線ですよ。
建設現場で欠かせない、電気工事作業や電気制御システムの回路設計などの技術を取得します。
こうして実習してるんだぁ~・・・
まさに本物の「現場感」満載でビックリです。
ここで練習を積めば、いざ仕事で本番になっても慌てずに済みそう(甘い?)。
スケールの大きさでは「住環境計画科」もすごかった!
だって、施設の中に建築物があるんですよ?
階段とか、シンクとか、洗面所・・・
ここで生活できるんじゃない?って感じです。
こういった水回りの設備や空調設備の据え付けから維持・管理に関する技能・技術や電気設備の技術まで、幅広く習得します。
(この経験は普通に実生活でも活用できそう)
めいっぱい”新築のにおい”を吸い込んだあとは、「機械・CAD技術科」へ
こりゃまた巨大な機械だな~
自動車や飛行機、家電製品などに使用されている精密な機械部品を制作するために必要な訓練が行われています。
先生が教えていたのは「六面体加工」についてでした。
まさに町工場の雰囲気、ナビゲーターOさんのアクションも、周りにあわせて自然に大きくなっていました。
CADの学習風景、モニターがでっかい!
全体を通して印象的だったのは、意外と若い女性の姿が多かったことです。
↓この中にも女性の受講生が、作業服姿で頑張っていました。
全体からすると少ないかもしれませんが、女性がいるだけで教室の空気は柔らかくなるんじゃないかな?
また、男性諸氏も張り合いないですか?お互いに相乗効果がありそうな・・・と思うのは小生だけでしょうか?
ものづくりの現場にも、確実に女性が進出してきていることを感じました。
そして生徒さんたちの就職の相談は、専任スタッフが手厚くバックアップ。
「就職支援室」入口には、求人票がびっしり貼り出されていました。
こちらはレストラン、広い!
日替わりA定食480円、味噌汁60円、どうやらごはんの「おかわり」は自由のようです。
作業するとお腹すくからね。
いやぁ・・・想像を超えるポリテクセンターの充実ぶり。
堪能させていただきました!
小生がもうちょっと若かったら、通っていたと思います(きっぱり)!
「ものづくり」って、実際に自分の目で見て、感じて、初めてイメージできるんだと気づかされました。
来てよかったな~!
ブログで取り上げたのは、ポリテクセンターの一部です。
今後の新しいコーススケジュールや、修了生の声など、詳細は公式サイトでお確かめください。
そして、方向性に迷っている方は、ぜひ見学をおすすめします。
(広報F)