2021 11 / 22
注意一秒ケガ一生
前回につづいて「企業見学バスツアー」ブログです。
ポリテクセンターの見学を午前中で終えたツアー一行は、イオン発寒でお昼休憩をはさみました。
ツアースタッフのT畑氏は、迷わず「マーボー麵」をチョイス。
「昔ススキノで飲んだ時の〆は、いつもコレだった」
満龍さん、イオンフードコートにも入ってるとは、さすが手広いですな。
さて、胃袋を満たした一行は、次の目的地「恵庭」へと向かいます。
途中、パラパラと雨が降りましたが、高速道路もスムーズに通過。
道内で唯一のプリント基板専業メーカー「ユニマイクロンジャパン」さんに到着しました。
白くて立派な社屋&工場
(案内資料より)敷地面積44,000㎡、工場面積22,000㎡、広い!さすがメーカー!
住所は恵庭市戸磯573-19
みなさん近郊から車通勤が多いそうですが、中にはJRで札幌から通勤されている社員もおられるそうです。
最寄り駅は「サッポロビール庭園駅」徒歩5分(会社案内より)
最初にツアー一行が通されたのは会議室。
工場見学の前に、プロジェクターを見ながら概要説明をしていただきました。
コロナ以来、見学会は久しく中止されていたそうです。
10人あまりが見学に入るのは今回久しぶりとのことで、非常にありがたい機会をいただきました。
一貫生産ラインについての説明風景。設計編集~製造~検査~洗浄~出荷まで約20工程!いろいろな仕事があるんですね。
ひととおり説明を受けた後、いよいよ工場見学へ。
「撮影は一切禁止」とのことで、このあとは会社案内の画像でご覧いただきます。
ちなみにこれが「基盤」です。
生産品目は、スマホ、携帯用カメラ(手振れ補正)、医療機器、などなど・・・、
プリント基板は全ての電子機器の動作のために必要不可欠な部品。今後もますますニーズは高まりそうです。
技術の変化もスピードが速いので、変化に敏感で、自ら先手先手で動いていくような人材を求めているとのこと。これはどの業界にも共通する、採用側の想いですね。
工場はとても広くて通路も長い・・・
工場内風景(会社案内より)イメージしてみてください
こんな感じで働いている方や(今はもちろんマスク着用)
最終検査工程でチェックする社員さん。
こういう精密検査は女性の方が向いてるらしく、自然に女性の多い部署になったそうです。
社員食堂(250円負担)も充実して、福利厚生もしっかりしているユニマイクロンジャパンさん。
若手からベテランまで幅広い年代層(20~70代)が活躍中。
募集職種は製造系・技術系。ほとんどの社員が未経験からスタートしているそうなので、まずは電子機器に関心がある方に、ぜひおススメしたいです。
工場を後にするバスツアー一行に、担当してくださった女子社員さんが、深々とお辞儀をして見送ってくださいました。
その立ち居振る舞いに、「細部に手を抜かない」日頃の”仕事観”を垣間見た気がします。
最後に余談ですが、工場内はどこを歩いても清潔!
ものづくりの現場って、製品に万が一のことが無いよう、本当にクリーンで整然としているんですね。
床には進行方向別にテープが貼ってあったり、モノの置き場一つも「スキ」を許しません。
それだけ危険を伴ったり、ミスや間違いがあってはならないということなんですね。
なんだか自分が日常的に触れている世界が、いかに”テキトー”で”雑然としている”かを実感して、恥ずかしくなってきました。
ユニマイクロンジャパン工場の廊下に貼られた標語も、小生には新鮮に映りました。
「現場・現実・現物」
「整理整頓・清掃・清潔」
「作業は指示書から」
「異常時三大原則! 止める・呼ぶ・待つ」
身が引き締まりますよ!!
ポリテクセンターの階段に貼られていたのと、同じポスターを発見。
(これはポリテクで撮影)
↓ これも気になって撮影しておいたものですが、さらにインパクトを感じます。
『転びやすいのはこんな人」
・急いでいる人
・ポケットに手を入れている人
・両手がふさがっている人
・高年齢者
・何かに気をとられている人
・雪道に備えていない人
「あなたは大丈夫?」(・・・・・いや、かなり当てはまる)
帰りの高速道路で見た光景、ちょっとした不注意が事故につながります。みなさんお気を付けください!
(広報F)