2023 08 / 15
挑戦することの勇気
新卒の就活中、OB・OGの方々が多くの学生に
「学生時代は思い切り楽しんでほしい」
とアドバイスをした意味が、自分が社会人になってようやく理解できました。
「学生時代にできたことが、社会人になるとなかなかできなくなる」ことがわかって少し落ち込み、そんな時に学生時代の思い出に浸ると少し気が楽になります。
大学時代の思い出に浸ることが多いのですが、振り返ると色々なことに挑戦していました。
今回は、大学1年生の時に経験した留学の一場面について書きます。
留学自体は高校生の時に何となく「英語圏の国に行ってみたい」と思っていました。
特に英語が得意というわけでもなく、「美術の次に好きな教科」という程度で、本当に”何となく”でした。
そんなふんわりとした思いを抱きながら某大学(英文科)に入学。
大学の掲示板に掲載されていた”カナダ留学”の案内を見て、あらためて「行ってみたい!」と思いました。
期間は3週間ほど。
夏休みの時期を使った留学だったため、休学する必要もありませんでした。
留学先の大学がある都市はナイアガラの滝で有名なナイアガラフォールズに近く、バスでトロントにも行ける所でした。
(ナイアガラフォールズの街並み。街全体がテーマパークのような所です)
生活面は全期間ホームステイで、事前にアンケートはとられたものの”ホストファミリー”がどんな人なのかは、実際に会ってみないとわかりませんでした。
私にとって初めて留学すること自体が大きな挑戦だったのですが、一番頑張った挑戦は留学前の出来事でした。
留学【前】?
と思われたかもしれませんが、その出来事は
「お世話になるホストファミリーに挨拶をする」こと。しかも「電話」で…。
(カナダのリスもでかい)
留学前にあらかじめもらったホームステイ先の情報には、
連絡先にメールアドレスがなく、電話番号のみ 記載がありました。
「こんなことってあるんだ・・・・・電話苦手だなぁ」
と思いつつ
「これからお世話になる人だし、挨拶は大事だし、第一歩として頑張るか」
と覚悟を決めました。
(トロントのCNタワー)
時差を考えて早朝に起き、携帯電話とカンペを用意し、震える手で電話を掛けました。
相手が電話に出た瞬間
息が止まりそうになりました。
「本当に電話に出た!」と
カンペをガン見しながら、つたない英語で挨拶。思った以上に緊張感が伝わってしまい、相手から
「そんなに緊張しなくていいよ」
と優しく言われました…。
無事に挨拶が終わり、電話を切った後はかなり脱力したと同時に、今までにない達成感を得て、良い気持ちで留学に行くことができました。
(CNタワー内にあるガラスの床)
挑戦することは、本当に勇気がいること・・・
でも「やらなきゃいけない」「自分から行動しなきゃ」と思うと、意外と前に出ることができるなぁと思いました。
ちなみに、
「学生時代にできなかったことが、社会人になるとできるようになる」
こともあると思います。
社会人になった今しかできないこと、それを見つけて色々と挑戦することが、今後の人生の楽しみ方なのかなぁと思っています。
以上、麺類愛好家O田でした!
(トロントで売っていたホットドッグ)
麺類愛好家のわりに、最後の〆はホットドッグという不器用さはありますが、お見知りおきください。
ちなみに彼女の先輩Y社員から、後輩の特徴を聞いたところ
「真面目でイマドキの20代にはない、粘り強さに期待しています。
まだ慣れていない面もありますが、継続力と探求心の強さがに”伸びしろ”を感じます」
ということで、アマアマの採点。
伸びしろの変化をお楽しみに。
(広報F)
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(麺類愛好家O田)