BOOKの最近のブログ記事
2020 02 / 04
今日は立春です。
札幌は雪景色ですが、日中の日差しには、少しずつ春の予感を感じます。氷点下だけど♪
さて、2日前の日曜日、札幌大通公園を通りかかりました。
雪まつりの雪像作りを、海外の観光客が珍しそうに写真撮影していました。
市民雪像コーナーも、追い込み作業。
気温は氷点下だけど、皆さんとっても楽しそうで、見ているこちらも気持ちが”ほっこり”しました。
世間は新型肺炎で大騒ぎですが、寒さに負けず、冬の祭りを盛り上げたいですね!!
雪像が融けないかとヒヤヒヤしましたが、昨日から札幌は結構雪が降っています。お祭り自体、なんとか大丈夫そうです。
昨夜は恒例のオープンセミナーが開催されました。
講師は北海道大学大学院経済学研究員の、松尾睦(まつおまこと)教授です。
松尾先生、たくさん名著を出してて、読者ファンが大勢集まりました。
とある経営者の方から
「松尾先生の本を持ってます、まだ申込間に合いますか?」
とお電話でお問合せをいただいたり
別なお客様からは
「僕、今日これ持ってきました!」
と、ワクワク嬉しそうに取り出したのは・・・ ↓
先生の新著、「部下の強みを引き出す経験学習リーダーシップ」(ダイヤモンド社)
昨夜のセミナーは、この内容に基づいて進められました。
会場では、この本の即売会も開催されました。
沢山のみなさまにお買い求めいただき、ありがとうございまーす!
一夜明けて、白い雪がたっぷりと降り積もった札幌の町。
北海道庁も、冬景色で絵になりますなぁ・・・。
今日はジョブカフェ・ジョブサロン北海道が主催するセミナーに行ってまいりました。
うちの職員が、人材獲得の最新情報をお伝えする催し。
人手不足が続く昨今、求職者に選ばれる情報発信をどうするか?
採用市場の現状や、実務のポイントなども交えて企業の採用担当者のみなさまにお伝えしました。
今年からハローワークのHPも充実して、ますます採用戦国時代に突入した感があります。
SNSもめまぐるしく変化する昨今、変化のスピードに追いつかないと、採用がままならない→経営が回らない・・という悪循環が恐ろしい。という話を明るいトークで繰り広げる講師たちでした。
ホテルポールスター札幌が会場。
こちらのホテル、北海道市町村職員共済組合が運営している関係で
よく1階入口で物産展をやってるんですよね。
今日は「釧路市」の特産品が並んでいました。
寒い中、売り子のみなさんが一生懸命声を張り上げている姿に・・どうしても素通りができません。
みなさんポーズも取ってくれました。
小生の大好きな商品は、人気ですでに完売していましたが・・・
「明日迄やってます、午前中の早い時間ならあると思いますよ」
と、元気に売り込んでくださいました。
今後の採用、そして人材育成に思いを馳せつつ、今夜は釧路産ししゃもの燻製で一杯やりたいと思います。
(広報F)
2019 10 / 10
某日、社内デザイナー女子E社員が、地元情報誌をプレゼントしてくれました。
「HO [ほ]」っていう北海道のおすすめスポットなどを、”独自の視点”で紹介する雑誌。
取り上げるエリア、いつもシブ過ぎて気になります。
時々、「これで一冊作れるんだろうか?」
と心配になることもありますが、それだけ取材能力が高いのでしょうね。結構愛読者多いです。
ちなみにE社員がくれた一冊のスポットはこちら。
いや~、夏暑くて、冬寒い」場所ですよね、オホーツク。
E嬢「これに、私の祖母が載っているんです」
小生「ええーっ!?」
あれま~~~~、美しいご婦人!!!
本当に92歳?しかもバリバリ現役ですよ!
一緒のでっかい猫の名前は「王子」(16歳オス)。
(E嬢が高校時代に拾ってきた猫が、こんな立派な看板猫になって人気者なのだそうです)
「鳩屋模型」、北見では有名な老舗ショップ、創業65年。
E嬢「でも、祖母の代でお店を閉めると思います」
そっか~・・・今の子たちはみんなゲームに夢中だもんなぁ。
時代の流れとともに、遊びや玩具も変化していきます。
鳩屋模型の孫であるE嬢も、「紙」ではなく「モニター」にデザイン画を描く時代ですから。。
何も見なくても描けてしまうピカチュウ・・・
サラサラサラ・・・・・
あっという間に・・・・
はたらくだチックな、オリジナル「ピカ北見」ができあがりました。
(広報F)
2019 01 / 25
2月のオープンセミナーは、面白い方が登場します。
歴史小説家
女流作家
・・・・・・ある意味、本セミナー史上初めてではないでしょうか?
まるで下の階の紀伊國屋書店さんみたいですが、キャリアバンクが会場です。
河治和香さん、和服がとてもお似合いの女性です。
といっても小生、まだお目にかかってはおりません。
東京を中心に活動されているので、メールでのやり取りが主なのですが
細やかな気配りや、あふれるユーモアセンス、遊び心が行間に滲んでいて
お人柄にすっかり魅了されてしまいました。
北海道命名150年で一躍話題の「松浦武四郎」を主人公にした
「がいなもん松浦武四郎一代」を昨年上梓された河治さん。
そんな彼女による、お堅い歴史本やセミナーでは聞くことの出来ない
知られざるエピソード(しかも”仰天系”含む)満載でお送りいたします。
河治さん曰く
お仕事をされている方が多いなら
朝礼とかスピーチのときの小ネタとして使える、ウンチク系がよいでしょうか
というわけで、ついたタイトルがこちら
えへへ~、そのまんま採用されました!
当日は会場で、書籍の販売&サイン会もいたします。
北海道民であれば、松浦武四郎についてタシナミ程度に語れるようになりたいものですよね。
日本史の授業でしか彼の事を知らなかった小生
河治さんの本を読んで、こんなに破天荒な人物だったのかと驚かされました。
また、日本史では教えてくれない、北海道の知られざる闇の部分にも鋭く切り込んでいて
ある意味、道民の必読書にしても良いくらいと思った次第。
オープンセミナーはご予約さえいただければ、一般、個人の方も無料でご参加いただけます。
どうぞ私服でお気軽にお越しください。
お申込みはこちらから、お電話、メール、FAXいずれもOKです。
今回、チラシを作るにあたり、
河治さんから講師プロフィール用の顔写真データをいただいただきました。
そこに添えられていた言葉は
あの……もし、少し柔らかいかたちで、ということであれば、
似顔絵など、どうでしょう?
ということで、私と武四郎の「ゆるキャラ」の「たけちゃん」が
仲良く手を繋いでいるイラストも添付しておきます。
(アニメ監督の杉井ギサブローさんが描いたものですが、
一報入れておけば、無料で使える素材です)
いずれか、どちらでも。
こんな感じで、気楽にゆるーくやりたいと思っております。
みなさん、河治さんの「武四郎”愛”」が伝わりましたでしょうか。
ぜひセミナーに足をお運びください。
(広報F)
2017 03 / 21
当社が入居しているsapporo55(サッポロゴーゴー)ビル1階は
テナントが主催(あるいは共催)するイベントを開催できるフリースペース。
でも多いのは、紀伊國屋書店さんのトークショーやサイン会です。
毎月様々な催しがあるのですが、最近続いているのはスポーツ系。
やはりシーズンオフを活用して書籍の発売&セールス・・・という流れでしょうか?
バレンタインデーは、遠征先で選手よりも沢山チョコを受け取ったという噂も。
なぜそんなに人気なのか?平日の日中なので話は聞けませんでしたが
トークショーの整理券は既に完売。
(「北海道日本ハムファイターズ流 一流の組織であり続ける3つの原則」
を購入した読者のみの特典)
(終わった直後の熱気だけ伝わりますかね)
そして来週月曜日は、あの栗山監督の初の自叙伝「栗山魂」の発売記念トークショーが。
紀伊國屋書店さんのPR文をそのまま引用すると~
↓
「栗山魂」とは、決して諦めずにやり抜くこと。
夢をもつすべての子どもたち、そして大人たちへ熱いエールをご自身に熱く語っていただきます。
トークの後はサイン本お渡し&握手会を予定しております。
整理券(要)書籍ご購入限定100名。
(みなさん!!急いで書店にGO!ですよ!)
ちなみに来月も、スポーツ選手はまだまだこのビルに現れる模様。
(レジェンド葛西もストレッチ本出してるんだ)
(岩ちゃんも稼ぐな~)
さあ、この流れでオシゴトのご案内をひとつ。
「プロ野球公式戦の会場運営スタッフ募集中」
受付、案内、人員誘導などのお仕事、
希望日のみでも勤務可能です!!
野球好きな方、イベントのお仕事探してる方必見☆
【勤務地】札幌ドーム(札幌市豊平区羊ケ丘1)
【勤務日】
≪3月≫
31日←開幕戦!!
≪4月≫
1日、2日、11日、12日、13日、29日、30日
※希望日のみ勤務可能
※4月以降も続きます!日程に関しては随時更新致します。
【時間】
・平日ナイトゲーム「14:45~22:00」
・土日祝デイゲーム「8:45~16:00」
※試合開始時間及び終了時間によって変動あり。
【休憩】30分~60分
※業務内容によって変動あり
【服装持ち物】制服支給。メモ帳、筆記用具、腕時計持参。
【給与】時給850円(交通費500円まで支給)
【待遇】食事支給
日ハムと一緒に頑張りたいアナタ、応募はこちらから。
(広報F)
2014 04 / 09
いやぁ、昨日のニュースで驚いたのはこちら。
"レジェンド葛西紀明「結婚」してた!
ソチ銀メダルの夜に国際電話でプロポーズ"
小生、先日この書籍を読んだばかり。
「ええっ!?葛西選手って独身だったんだ」
ともったいなく(?)思っていたところです。
苦労人で努力家の彼には、ぜひとも幸せになっていただきたい!
ジャンプの世界では、ヨーロッパ主導で
スキー板、スーツの、ルールが次々と変わります。
そんな厳しい環境の中、葛西選手が41歳まで現役で活躍し続ける姿は
「変化に対応する能力」が、いかに大切かを教えてくれます。
また、それは何事においても当てはまることではないでしょうか。
キャリアバンクは、そんな"変化に負けない"新人を今年も募集しています。
2015年の新卒採用情報はこちら。
(この春入社の新卒たちも、マナー研修みっちり)
(広報F)
2013 02 / 26
毎日毎日...本当によく降ります、この雪。
しかし人間、次第に慣れてくる生き物なのですね
最近では周りであまり"ぼやき"を聞かなくなった気がします。
(今日は快晴のせいかもしれません)
2月になると、キャリアバンクとサテライト契約を結んでいる
釧路公立大学の学生さんたちの就活が、がぜん活発になります。
キャリアステーションも、2月は大賑わいです。
(ねらい目は午前中ですよ)
上の写真のように、雪の照り返しが眩しいくらいのスペースで
先日行われた「月刊ポロコ」の撮影会。
3月号は人気の「パン特集」と抱き合わせでもう一つあったのが、ズバリ!
「女子力アップの第一歩、スクール&転職特集」
(気合を入れて、見開き1ページに掲載いたしました!)
我が社からも、ニューフェースの美女2名を投入。
(派遣チーム代表のK嬢)
彼女のチームは、3月2日(土)に開催する
「キャリアバンクカフェ」のPRもしております。
今週末に弊社に来ると、きっとお得がいっぱいありますよ♪
(メディカルチーム代表のA嬢)
彼女のチームは「医師事務作業補助講座」や
「介護技術スキルアップセミナー」など、
専門職を目指す方をバックアップする企画をPR中。
パン特集も見ごたえありましたが、
こちらの特集もぜひ、ご覧くださいね。
※ポロコはキャリアステーションにも常設しています♪
(広報F)
2011 12 / 15
某日、メディカル事業部のH田君から
「Fさん、最近僕ブログに登場しないんで、うちの母から
『あんた、会社に行ってるの?』って聞かれるんです・・」
と、相談されました。
(お母さん、H田は毎日こうして頑張っていますよ)
(時々上司に睨まれていますが・・・)
そんな彼が、先月すっ飛んできたネタをご披露しましょう。
「Fさん!1階に二宮金次郎がいますよ!
思わず写メ撮っちゃいました」
というわけで下の紀伊國屋さんをのぞいてみたら・・・
(おっ!・・・・)
おなじみのポーズで頑張ってるね!
って感じで、正面入り口入ってすぐの好ポジション。
ただし冬はちょっと寒いかもしれません。
(手にしているのは電子辞書、江戸時代から平成の世へ)
「ソニーReaderを買って、紀伊國屋書店の電子書籍を読もう!」
というキャンペーンを、12月31日まで開催中だそうです。
紙とWEBの融合・・・書店も進化しているのですね。
(道行く人が興味深げに立ち止まります)
新製品の画面は、「紙の本のように読みやすい」のだそうです。
おまけにタッチパネルで文字の大きさも調整できて、
老眼のアナタにも最適です!
(辞書機能も使えて、さらに深く読み込めます)
一般の書籍なら約1,400冊
コミックなら約35冊、この中に納まってしまうとか。
いやはや・・・(まずそれだけ読めるかどうか)
(係りの方が丁寧に教えてくださいました)
いろいろ機能があるようですが
Wi-Fiの説明あたりから、小生のアタマのスペックを超えて理解不能に陥りました。
皆様ぜひ、直接店舗でお確かめください。
(広報F)
2011 03 / 05
当ビルの紀伊國屋書店さんから、久々に書評が届きました。
今回コメントを下さった書店員の富田さん、なんと「今週結婚する」方とのこと。
それって超ホヤホヤ(?)じゃないですか!?
しかも選んでくださった本のタイトルは『おべんとうの時間』
(まさに新婚にピッタリなチョイスですよ富田さん♪)
【書評】
『 知る人ぞ知る、ANA機内誌『翼の王国』の人気エッセイを書籍化した一冊です。
著者のお二人はご夫婦で、日本全国、様々な職業の方々の毎日のお弁当を
エピソードを交えながら紹介しています。』
(木楽舎より、著者:阿部了/写真、阿部直美/文、税込み1470円)
『 素朴だけど、作り手の愛情が写真からにじみ出るようなお弁当がたくさんあります。
特にインパクトがあるのは頁からはみ出るくらいの巨大なおにぎり(ぜひ探してみてください!!)。
「お弁当っていいな」、と読み終わった後は誰かの手作りお弁当が恋しくなる一冊です。』
(ご主人は昨年写真展も開催。まーさーに、夫婦合作)
富田さん曰く、この時期まさに「お弁当本が旬」なのだそうです。
驚いたのが、そのジャンルの幅広さ。
食べる相手に合わせて、一冊の本ができてしまうような印象です。
(LOVE弁当・・・まさに愛の形・弁当の王道であります)
(魅せ弁当・・・ちょっと戦略的、ナルシスト向き)
(これがいわゆる「キャラ弁」だそうです、はぁ~っ・・・)
(一番の売れ筋はやっぱり「朝つめるだけ」、毎日作るの大変なんですよ)
(男のやせ弁・・・節約ではない、ダイエットなのだ!)
弁当本がびっしり並ぶ特設コーナーには
最近すっかり定番になった「ふろく」タイプの本も山積みでした。
「”お弁当箱つき”もあって、ここで全部揃いますよ」
まるでキッチン用品売り場のよう、タジン鍋やらカクテルのシェイカーやら・・・
(マフィンの型までレシピ本とセット販売)
「ところで富田さん、お料理は得意なんですか?」
「いえ・・・それがちょっと・・・(笑)」
ううむ、書店はあえて彼女をこのコーナーに配属させた可能性もありますな。
”新妻に幸多かれ”と祈る小生でした。
(広報F)
2010 05 / 22
すっかり遅くなりましたが、既に1階の紀伊國屋書店さんから、
5月のおススメ本をご紹介いただいておりました。
きっちりと締め切りを守り続けるお姿に、担当者の律儀な性格が忍ばれます。
(それに比べて小生は・・・・)
さて今月の一冊は、エッセイなどでおなじみの群ようこさんの一作。
(筑摩書房から1,470円(税込)にて好評発売中)
タイトルはズバリ、「それなりに生きている」
群さんらしい、味のある表現です。
(おススメしてくれたO高さんは、控えめな笑顔が印象的な店員さん)
「 普段読むのはほとんど推理小説ですが、
ときどき軽く読みたくなる本は女流エッセイです。
特に阿川佐和子さんと群ようこさんが大好き♪」
(ご自身が担当する新書コーナーは「あまり読みません」とのこと・・)
「 今回選んだ本は、面白い・笑える・癒される、
アタマとこころを緩ませたいときに
是非読んでいただきたい、動物(イヌ、ネコ、カメ)ネタ満載の一冊です。
本書の中に数回登場する「おしゃべり」(群さんが勝手に付けた)と言う名前のネコは、
その名のとおり道行く人を見つけては、
マシンガントークでしゃべり(鳴き)続けるという珍しい雄ネコで、
是非会ってみたいと思わせられます。」
(新書のなかでも特に売れ筋は、やっぱりあの池上彰先生)
「 読書中に思わず笑い出しそうになる危険があるので、
外で独りのときや、地下鉄車内で読むときには、特に注意が必要です。」
ちょっとリスキーな和み系BOOKのようです。
仕事や人間関係に疲れた時、癒してくれるのはやっぱりイキモノなんですね。
ところで今回の取材中、書店内で見つけた意外なモノをご紹介。
1階レジ横にEdyのチャージ機がありました。
結構便利じゃないですか?
(もちろんEdyで書店の本も買えます)
さらに佐伯チズ先生のスペシャルキットのコーナーも。
なぜ書店に・・・?と、思ったら集英社から発売なんですね。
(4,200円と、なかなかの値段ですが売れていました)
もはや本屋さんが売るのは、本だけじゃないんですね。
そこには厳しい競争原理が働いていました。
それなりに生きているだけじゃ、いけませんか?
(広報F)
2010 05 / 19
「マネジメントの父」とも呼ばれる、経営学の第一人者ピーター・ドラッカー。
死してなお、ますますその人気は日本で高まっていますが、
更にブームに火をつけたのが、この女性。
(最近書店で、よくこの”萌系”の女子高生を目にしますよね)
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」というタイトルの
漫画ではなく小説の主人公です。
表紙と中身のギャップが消費者マインドをつかんで
今までマネジメント本など読まなかった層まで取り込んでしまいました。
日本びいきだったドラッカー先生、草葉の陰から微笑んでおられるでしょう。
さて、そんなある日、弊社S氏がこの本を小生に突然手渡しました。
「私、もう読んだので、キャリアステーションに寄贈します」
「えっ!?まだ新品じゃん、いいの?今なら古本屋で高く売れるよ」
「いえ、ぜひ皆さんに読んでいただきたいなと」
(「この本を古本屋なんぞには売り飛ばせません」BY:木枯し紋次郎)
ほっほぅ・・・・なかなか粋な計らいですな。
気前の良さに、小生ちょっとS氏を見直しました。
(というわけで、さっそく来場者用に設置しました)
そして翌々日、けたたましく小生の部署の電話が鳴りました。
S氏「Fさん!この間渡した本なんですがーっ!」
小生「どっ、どうしたーっ!」(事件のニオイ)
S氏「ガスの請求書が挟まっていると思うんですー!」
小生「な、なに~っ!?」
あわててキャリアステーションの本棚まで走りました。
(あったーーっ!!)
無事、S氏のアパートはガスを止められずに済みました。
ドラッカー先生、マネジメントへの道のりはちょっぴり遠そうです。
(広報F)
2010 04 / 14
某日、同じテナントの紀伊國屋書店さんから
「ウチの将来の幹部候補生」をご紹介いただきました。
おおっ!一体どんな方でしょう、ドキドキであります。
(おやっ?この方は当ビルの夏祭りでジャグリングやっていた人では?)
実はT大卒のエリートコースまっしぐらな社員さんだったのですね。
一体どんな難解な本をご推薦くださるのかと思ったら・・・・
(意表を突いてガテン系でした!)
「シブすぎ技術に男泣き!」見ル野栄司著(中経出版・999円)
「理工系漫画家の見ル野栄司さんによる
ものづくりの現場を体当たり取材したコミックエッセイ。
各話完結で、乾電池王と呼ばれた技術者の人生紹介から、
あまり日の目を見なかったマイナーゲームの筐体作りの話まで、
バラエティに富んだ悲喜交々の話がオールカラーで紹介されています」
(新聞などの広告でも注目されていたオモシロ本です)
「日本のものづくりを陰で支えた熱いおやじさんたちが多数登場するところも見どころ。
日本のものづくりに興味はあるけど、最初に何を読んだらいいかよくわからない方に、
入門書としてぴったりの一冊です」
(あぁ・・・このベタなタッチがいい!)
(著書の直筆サインも飾ってありました)
最近にわかに注目されている「ものづくり・技術者」の本が、書店にたくさん並んでいました。
これまで日本が誇り、培ってきた”ものづくり魂”、
さまざまな形で、後世に伝承してほしいと思います。
(広報F)
2010 02 / 11
紀伊國屋書店札幌本店2階には、
受験シーズンになると、合格祈願コーナー(鳥居&神社)が設置されます。
今月のオススメ本の取材に行ったついでに撮影しようと思ったら、
センター試験が終わった時点で、既に撤去されておりました・・残念。
(今でも売れ筋№.1の赤本)
さて、書店のK氏から
「今回の取材相手はハードアクション、ハードボイルド好きのオジサンです。
飲むのはビールとバーボン。
なんて変な期待を持ってしまうと拙いので、後は見てのお楽しみです。」
と予告をされていたので、想像を膨らませて店内へ。
ピックアップしていただいた今月の一冊はこちら。
(「犬の力」著者:ドン・ウィンズロウ 角川書店 税込1000円)
『2010年「このミステリーがすごい」海外編1位の本作品は、
冒頭から大変な迫力です。
若き麻薬捜査官と同じ年頃の麻薬王の最初の出会いは、
さわやかでさえあるのですが、長じるにつれて戦いは激しくなり
一体何人殺しあうのか・・・
見せしめに殺す方法も対象も、今までに読んだどの小説よりも残虐で無差別。
万人向けとはいえない小説ですが、ノワールの傑作としてお勧めします。』
BY:ハードボイルドな男=菅原さん
(足早に話題作のコーナーに案内してくれました)
「コノミスが・・」「このみすに・・・」
と書店のK氏と菅原さんが何度か口にしていましたが
ようやくその意味がわかりましたよ。
「このミス」=「このミステリーがすごい」だったんですね!
(国内外のベスト10が毎年発表されています)
専門コーナーの「犬の力」は、早くも品薄状態なことに気がついた菅原氏。
「いかん、補充しなくちゃ」
と、すかさず本書を別な売り場から移動。
その動きには、そこはかとないミステリーファンの愛情が感じられました。
(こまめなアクションもハードボイルドの基本)
「海外作品は読みにくくないですか?」
なんて素人の質問に、菅原氏
「そうなんです、訳者(この本は東江一徳)の力量によって全く違います。
あと、登場人物の名前が長かったり、多かったりするとこれまた大変です」
(苦みばしった笑顔が渋い菅原さん、ありがとうございました)
「店頭に並ぶ前に最新作を読めるのが、この仕事の楽しみの一つ」とのこと。
読書のお供は、バーボンに限らず幅広いアルコールのご様子でした。
ツウを唸らせた「犬の力」は、当ビル1階の売り場で発売中です。
(広報F)
2010 01 / 12
某日、来社したスタッフの息子さん。
「こども店長」そっくりで驚きました!
よく言われるそうですが、本人いたってクールでした。
(受付H嬢、いつまでも離れません)
そんなお子様と一緒に楽しめる一冊を、今日はご紹介します。
紀伊國屋書店の嶋岡さんオススメのこちら。
(「親子のたいやきくん お楽しみBOOK」 宝島社 税込1980円)
「市販のホットケーキミックスを使って電子レンジでチンするだけでOK
たいやきキットとレシピ本がセットになっています。」
(ものすごく分厚い本なので一瞬ビビリますが、軽いです)
「親子で楽しむもよし、一人でにんまりしながら食べるもよし。
簡単すぎると思うひとは、
アン作りに挑戦してみるのもいいですね。
(天井に飛ばしたり、ヤケドに気をつけましょう)
ホットケーキミックスを使ったレシピ本はたくさんでていますが、
炊飯器で炊く(?)とまるくて、かわいくできますよ」
(最初のページが本で、後ろに”特製キット”が内蔵されています)
紀伊國屋書店K氏
「私はしっぽまでアンコがぎっしり入ったのが好きです」
ちなみに小生は「アンコ少な目で皮厚め」が好み。
なぜか、たい焼きは”熱く”語りたくなるおやつですな。
(ちなみにこのコーナーおまけbookがいっぱい)
(イブサンローランのバッグ付きとか)
お弁当箱つきとか・・・すでにこれは本の領域を超えている!
かつて「おまけ」は子供がターゲットでしたが
いまや大人の方が夢中になって買っているかも・・・・。
小生も、しばし売場にクギ付けでした。
(広報F)
2009 12 / 04
同じビルの紀伊國屋書店さん、店内は12月のムードいっぱいです。
(やはりサンタは欠かせません)
昨年の暮れは、「年越し派遣村」など多数報道され、
派遣業界にバッシングの嵐が吹き荒れました。
(この方も、すっかり有名になりました)
政権交代と同時に、少しずつ変化の兆しが見え始めた年末の日本。
そんな中、変わらないものは「人体」・・・ってこじつけ過ぎですか?
今月の紀伊國屋書店スタッフさんのおススメ本はこちら。
(「人体のからくり」坂井建雄著・宝島社・619円)
長年医学書コーナーを担当されている工藤さん。
”手軽に読める解剖学の本”ということでご紹介いただきます。
『「火事場のバカ力」は実在して、成人男性では200kgを持ち上げる力が出る!』
などの知ってるようで知らない体の”からくり”を部位別に解説しています。
巻末には「お腹はどうして鳴る?」といった人体への素朴な疑問に答える
コーナーもあり、雑学的な知識を得るのにも最適です。
(ホンワカとしてる工藤さん、なぜ解剖・・・?)
考え事をする時に多くの人が頭を傾けますが、
左に傾く人は右脳を使う傾向にあるので芸術面に強く、
右に傾く人は左脳を使う傾向にあるので数学や言語に強いのだそうです。
自分の頭がどちらに傾いているのか、確かめてみては?
(そして工藤さん、おもむろに本を横に並べ始めました)
「ほら、こうすると解剖図がつながって見えるんですよ~♪」
・・さすがプロ、参りました!
(広報F)
2009 11 / 10
すっかり日が落ちるのが早くなりました。
ますます読書の秋一直線の今日この頃です。
(さて、今月も大人の書店・紀伊國屋さんでオススメの一冊を探しました)
売場もこうして見ると、日々微妙に配置が変わっているのがわかります。
読書離れが進む昨今、いかに購買意欲をそそるかが書店の大命題に。
売れ筋ランキングも、ジャンルごとに細分化されていました。
(文庫本では、先日映画で見た「沈まぬ太陽」もランクインしてました)
ネット販売に押されてるとは言いつつも、
リアル世界の本屋さんが大好きな人は、まだまだ多いはずです。
さて、今月のオススメ書評を書いてくださったのは、1階売場の根府さん。
お忙しい中、真摯にご対応いただきました。
(小柄で可愛い外見、でも意表を突いてオススメ本は理数系・・・?)
「本書は人気イラストレーター寄藤文平による『元素』擬人化本。
学生時代に「スイヘーリーベーボクノフネ」で丸暗記した
元素周期表というものがありました。
元素にはおよそ100を越える種類があり、
それぞれをキャラクター化して
豊富なイラストで紹介したのがこの本です。」
(『元素生活』寄藤文平著・化学同人出版・本体1300円)
「日常生活ではほとんど意識する事のない元素が
実は身近にあって、色んな役割をはたしているのです。
一見どうでもいいことのように思えますが
眺めているだけで楽しみながら覚えてしまいます。」
(この作家はシリーズ系でインパクトのある本を出しているんですね)
「学生時代に化学がニガテだった人も
改めて元素の基礎知識を学んでみては。
付録に懐かしの「元素周期表」が付いています。
トイレに貼って覚えましょう!」
(かなり話題のシリーズ。タバコ税、どうなっちゃうんでしょう)
本も引き込まれるタッチでしたが、
この作家のホームページが、これまた独自のワールドで面白いのです。
イラストレーターから見た元素、すごく親しみを感じました。
受験のとき、この一冊があったらなら少しは人生に影響が?
根府さん「あ、受験にはあまり関係ないと思います・・」
(広報F)
2009 09 / 11
「いいなぁ、下に紀伊國屋さんがあるなんて・・」
キャリアバンクが、2005年にsapporo55に移転した際、
よく言われたのがこの言葉です。
(すっかり慣れてしまいましたが、確かに便利です)
「本屋さんの上にある人材会社」が弊社の隠れコンセプトだと、
ひそかに思っていた小生。
いつの日かきっと、コラボする日が来るだろうと思っていました。
そしていよいよ今月から、紀伊國屋書店の店員さんによる
リレー方式の「オススメ本」シリーズをスタートすることになりました。
(最近は警察モノの小説も多いですね、とK調査役)
記念すべき第一回目のコメンテーターは
文芸書・道内出版物ご担当の、近藤さん。
1階売場の彼女が選んだ一冊は、「プリズン・トリック」。
(遠藤武文著、講談社から税込1,680円)
【オススメコメント】
本年度江戸川乱歩賞受賞作。
乱歩賞は一般人が応募する賞なので、著者の初単行本。
選考委員の東野圭吾に、「乱歩賞史上最高のトリック」と言わしめた作品。
これだけでも気になってしょうがない。
タイトルの通り、刑務所内での密室殺人。
え?どうやって?と思った方、是非手に取っていただきたい。
次々と展開される新事実に、ページが止まらないことは間違いないはず。
新人なので、完璧な作品とは言い難いが、最初から惹きつける力があり、面白く読めた。
帯に、「そして必ず、二度読む。」とあるように、
私も何度もページを戻って二度読みし、なるほど、と思った。
秋の読書の一冊にこのミステリーを加えてみてはいかがだろうか。
(「ふむふむ」と、このコメントに釘付けの読書家Y女史)
まさにこれから読書の秋。
かなり夢中になる一冊のようなので、
休日前の夜に、思う存分二度読みしてみませんか?
「プリズン・トリック」は、ただ今1階正面入口そばに平積みされています。
(広報F)